自社開発で働ける会社を見つけることが中々難しいというエンジニアの声が多く、2018年7月から自社開発専門のエンジニア人材紹介サービスの事業がスタートしました。
これまで告知方法はブログのみで、広告等による告知を一切行っていなかったにも関わらず、サービスオープンからわずか数ヶ月の間に、実に数百名ものエンジニアの方からお問い合わせいただきました。
上記のブログ以外には特にサービスを紹介するページもない状態でサービスを続けてきておりましたが、この度「エンコミ」という名称で、サービス紹介サイトをオープンする流れとなりました。
エンコミURL:https://encomi.jp/
現在までの状況
一部で大阪や名古屋の自社開発企業様からお問い合わせいただいておりまして、条件がマッチすればご紹介もできる状態にありますが、現在のところ紹介先企業は東京が中心となっております。今後は他のエリアでもご紹介可能となるようにしていきたいと考えておりますが、東京でのご紹介が中心となる状況は今後も続くと思われます。
募集されているエンジニアのプログラミング言語として一番多いものは今のところPHPで、その他にはRuby、Python、Javaなどの言語が多く、フロントエンドだとVueやReactが多いです。AWSやGCPがわかる人も重宝されます。
どんな人が転職成功しやすいか
採用は最終的には企業と求職者の相性によるところもありますので一概には言えませんが、ほぼ共通して言えることとしては、自分でスキルアップすることができる人が好まれます。選考でもこの観点をあらゆる角度からチェックされます。
「自分でスキルアップできること」が重視されるということは、現時点のスキルが企業側が求めているものと完全にマッチしているかどうかよりも、スキルアップの姿勢が重要ということです。その点を特に見られますので、スキルアップの姿勢を客観的に示せる材料を持っておくことは重要です。
例えば普段のスキルアップの成果をポートフォリオとして公開しておく、自分で作成したプログラムをGitHubに公開しておく、構築したシステムについての技術ブログを書いておくといったことが重要になります。
普段からスキルアップする姿勢のある人であれば、何かしら自分で作成したプログラムで公開できるものがあるはずです。GitHubで公開できるものが何もないという方は、自社開発企業への転職はかなり厳しいと言えます。
単に「客先常駐(SES)が嫌だから」という姿勢だと自社開発企業から魅力を感じてもらうことは厳しいです。
業務未経験の人の状況
業務が未経験であっても、ポテンシャル採用してくれる自社開発企業も数は多くありませんが存在します。
ただしポテンシャル採用と言っても、やはり見られるポイントは「スキルアップする姿勢」です。今の時代、プログラミングを学ぼうと思えばいくらでも手段がありますので、スキルアップする姿勢がきちんと備わっている人であれば、何かしら自分で学び、プログラムを書いているはずだと考えられます。
未経験の人こそ、GitHubやポートフォリオがより重要なものとなります。業務未経験の方が実績として示せるものはこういうものしかないからです。未経験でGitHubもポートフォリオもないという方が自社開発の企業に転職できる可能性は限りなくゼロに近いです。
下記の記事を参考にしながら、できること、やるべきことをやってから転職活動を開始しましょう。
ご紹介している自社開発企業
紹介しているのは全て自社開発の企業です。主にウェブ系の自社サービスを開発・運用する企業か、持ち帰りの受託開発を行っている企業となります。
SES企業は紹介しません。よくある自社開発もやってるSES企業も紹介しません。お問い合わせのあった企業がSESをやっていないかをチェックして、一部でもSESを行っていた場合にはNGとしています。
SESでは客先に常駐するためスーツでの勤務が多くなっていますが、自社開発企業では服装自由であることがほとんどです。勤務形態や開発環境についても比較的融通をきかせてくれることも多いです。
お問い合わせお待ちしております
当たり前ですが無理に転職を勧めるようなことはありません。お問い合わせいただいてお話をしてみた結果、ちょっと違うなと思われたら遠慮なく断っていただいて大丈夫です。また他の転職サービスと並行してご利用いただくことも全く問題ありません。ご自身にとって一番良いと思ったところをご選択ください。
自社開発企業への転職を希望する一人でも多くのエンジニアの方からのお問い合わせをお待ちしております。